PR:Vietnamのファーストリリースを終え、一段落着いたPR開発陣ですが
また新しいMini-MODについて、リリースを予定しているそうです。
Flaklands(Malvinas)Mini-Mod Announcement – Project Reality Forums
今回の舞台となる地形は、イギリス領フォークランド諸島。
過去からその領有について対立が絶えず、1982年にはアルゼンチン-イギリス両軍で
軍事衝突(正規軍同士による上陸戦、奪還戦)が発生しています。
一般にフォークランド紛争と呼ばれるこの軍事衝突は、近代化が進んだ西側兵器運用国同士での
初めての軍事衝突で、後世にも大きな影響を残すこととなりました。
開発陣はこのフォークランド紛争をモチーフに、PR:NormandyやPR:Vietnamと同様の
独立したMini-Modとして、今回のModを計画しているようです。
Early-WIPの状態なので、実際にリリースされるかは未確定とのことですが。
現在このマップは、開発者1人によるEarly-WIP(開発初期段階)にあるようですが
実現すると、今までにないゲームが行えるような興味深いことが一点。
このマップ、なんと16km四方で開発中のようです。
BF2の最大マップサイズが4km四方と考えられていただけに
これだけの広いマップサイズで行えるとすると、航空戦力や迫撃砲の活躍が期待できるなど
いろいろな点で興味深いものとなりそうです。
現在の開発で問題となっているのが、16km四方のマップを生成した際に発生する3つのエラーだそうで
8km四方のマップでは発生しないことから、場合によってはそちらでのリリースになるかもしれないとのこと。
ただ、その際にはDoDを設置した中に空港や軽空母を据えることができず、前哨拠点の安全が確保できないなど
これもまた問題である、と開発者はコメントしています。
筆者はこの記事を書いていて、16km四方のマップが果たしてミドルレンジのPCで動作するか
はたまた疑問となったのですが、添付されていたスクリーンショットを見て納得しました。
オブジェクトが少ないです。
これもまた、実際のフォークランド諸島に忠実に再現してあるようなんですが。
フォークランド紛争では、目視しながらも交戦出来ないくらい遠い距離にいる敵に対して
「スコープを設置したM2機関銃」を使用して、現代で言う対物ライフルのように使っていたとか
そんな逸話が残っているらしいです。
それくらい見通しがよい地形のようですが、ゲーム上でプレイすると果たしてどうなるやら。