ゲームでよく出る部隊編成

Pocket

最近はリアル志向のFPSやTPSゲームも増えて、「分隊」「小隊」などのワードを
耳にすることも多くなってきました。
こういうワードはProject Reality内では、日本人間でも時々使われたり
どこかで耳にしたことがある人も多いとは思いますが
いまいち本当のところ良くわからない、って人のが多いと思います。(当然といえば当然ですが)
そういったいきさつから、ゲーム中で出てくる小規模な部隊編成について
ちょっとだけ解説してみようと思います。

画像は適当に

アメリカ陸軍の部隊編成を参照にすると、最小構成の部隊から大体次のような
指揮系統になってます。

Fireteam < Squad ≦ Patrol(Section) < Platoon

日本語に訳して、人数規模を説明すると次のようになります。

Fireteam 班 4人
Squad 分隊 8~13人
Patrol(Section) 分隊(大規模なもの) 8~13人
Platoon 小隊 26~55人

このルールに当てはまらないものとして、よく耳にするといえばChalkチョーク
なんかはブラックホーク・ダウンで聞いた事のある人も多いかと思います。
Chalkとは上で言うFireteamに近しい班単位の編成で、ヘリ、航空機などに搭乗する際に
1機単位の部隊を取り扱うワードになります。

Fireteamよりさらに小さな単位、Cell(セル)について。
日本語では「組」などと訳されていることがあります。
実際に作戦行動をする際には、部隊長の現場判断によって部隊をさらに小規模なグループに
分割していくことがあります。(突入時の出入り口で分けるとか、森林で散開して行動するとか)
そういった際に最小の単位として構成されるのがCellです。
一般に、2-man-cellとか4-man-cellといった使い方で、2人組4人組などと訳されることがあります。
CoD4:MWでPrice(プライス)とMcMillan(マクミラン)がプリピャチに潜入した際は
2人構成の2-man-cellで行動してました。

で、結局何が言いたいのかといいますと
分隊長として部隊を率いていると、時には状況に応じて分隊を分割して
突入に備えたり、相手を待ち伏せしたりすることがあります。
そういうときに「実際の軍隊はこんな感じに行動してるんだなー」というのをイメージとして
参考にしてもらえば、率いる分隊員に対して負担を軽減することができるだろうと
そういうわけです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください